~はじめに~
ちょうど四大陸の男子SPを見ながら書いておりました。
三宅星南選手、ギリだけど3つともジャンプ決まったし、とってもいい演技でしたねぇ。
三浦佳生選手は緊張していたとは思えないくらいしっかりジャンプも決まっていたし、初チャンピオンシップでSP3位折り返せたのはすごいですね!
友野一希選手はさすが落ち着いていましたね…。1位のチャ・ジュンファン選手とは1.86点差と僅差なので、逆転優勝も全然あり得ます。
というか、三浦佳生選手も10.59点差なので、ジャンプの成功率によっては何が起こるかわからないです…!!楽しみですねぇ。
ここから本題です!
今回はリズムダンスで2位となった村元哉中・高橋大輔ペアのリズムダンスのスコアを、パーソナルベストとなったワルシャワカップと比較してみました。
冒頭ヒヤっとしたミスはありましたが、その後は落ち着いた演技で、結果としてはNHK杯とワルシャワカップのちょうど間のスコアとなりました。
スタートポジションについたときの高橋選手の顔が明らかに緊張していた顔だったので不安はあったのですが、ひとまず無事に終わってホッとしましたね。
さて、今回はそんなスコアがどこがどう評価されていたかを振り返っていきたいと思います。
転倒があった分、点数はベストを上回れませんでしたが、ちゃんと評価されるべきところは評価されていました!
TES

まずはパターンダンスから。みんな大好き「YYYY」ということでレベル4取れました!全日本でも取れていましたが、ISU公式で取れたのはかなり大きいですね!
GOEはワルシャワカップと比べれれば気持ち伸び悩みましたが、レベルが取れている分トータルはプラスになりました!
続いたパターンダンス後半も速報ではレベル2+3でしたが、修正されて3+3にGOEが少し伸び悩みましたが大きく点数は下がりませんでした。
そしてローテーショナルリフトでは僅かですがGOEが更に加点されました。まだまだ加点が欲しいところですが、今までで一番安定していたようにも見えたので、これからに期待ですね!
ツイズルは2つ目で高橋大輔選手がバランスを崩してしまったのでレベルは3、GOEも伸びませんでした。ここが唯一大きく点が下がってしまった(比較すると-1.24点)ところですね。
逆を言えば、ここ以外は大きく下がっているところはほぼなく、他は安定していたと考えてよいでしょう。
最後のミッドラインステップシークェンスはレベル2→3に伸びました!パターンダンスに引き続きステップもISU公式で取れたのは大きいです。
GOEもほぼ変わらずで、トータルでは一番(+0.58点)伸びました!
TES全体で見ると、伸びたところは多かったですがツイズルのミスが大きく響き、0.88点下がりました。
PCS

PCSはワルシャワカップが若干お祭りムードで全体的に高かった+冒頭転倒した分もあって、平均8.17だったのが7.78になり、点数的には1.56点下がりました。
ちなみに珍しくSkating SkillsよりTransitionsの方が高いのは、
「必須要素以外でコントロールを喪失、またはつまずき/タッチダウンなど」があった場合、一回当たり一人につきSkating Skillsから0.5引くというルールがあるからです。
今回は冒頭の要素ではないところで村元哉中選手が転倒したため、Skating Skillsから0.5引かれております。
※詳しくはアイスダンスの技術規程の要件(現行版)をご確認ください。
まとめ
最終的に、TESで0.88点、PCSで1.56点、転倒で1.00点の減点となり、トータルで3.44点、パーソナルベストからは低い結果となりました。
とはいえ先ほども書きましたが、ツイズル以外は比較的良好で、PCSはワルシャワカップが伸びやすい傾向にあったことも考えると、
悪いところばかりではなく、逆に良いところが沢山あったと言っていいでしょう。
フリーダンスは大きなミスなく終われることを祈っております(これを書いている頃はまだFD終わってません)
最後に
めちゃめちゃいいね&リツイート伸びました。うれしはずかし。
いやでも本当に。
9年ぶりって。
表彰台に乗れそうな位置にいるって。
しかもアイスダンスって。
少なくても、表彰台に上がった場合、四大陸選手権では史上初、2つ以上の競技でメダルを獲得したことがある選手になると思うので、
どれだけの偉業といえるのか…もはや想像ができません。
とにかく無事に、無事に終わりますように。
そして落ち着いた演技で表彰台に上がれていますように。
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